「海猿」「ブラックジャックによろしく」などの大ヒット作を持つ漫画家の佐藤秀峰さん(39)が脳梗塞で緊急入院した。ところが、ネットでは佐藤さんの容体を心配する声よりも「ざまあwww」「医療ものを描いているくせに」などといった罵倒が相次いだ。
さいわい、脳梗塞は軽度だった。本人はバッシングが出ることは予想していたようで、
「アンチの皆様には残念なお知らせとなりますが、順調に回復しておりますよ」
と健在ぶりをアピールしている。
「出版社とテレビ局の呪いのせいで倒れてしまった」!?
佐藤さんは2013年11月19日に自身の公式ブロマガで「佐藤秀峰死亡説?」というタイトルの記事を掲載した。18日に脳梗塞の疑いで緊急入院したと明かし、手に点滴の針を刺している写真を公開した。
「でもご心配なく。この通り、文章も書けます」
と病状は軽度だとアピールした。
ネットでは佐藤さんを心配する声、応援する声が挙がったが、「天罰が下った!」「医療マンガを描いてこのザマ!」などといったバッシングも多かった。
そしてブロマガの22日付けに、ネットニュース「ガジェット通信」のインタビューに応じ、入院中の写真を提供した、と書き記事へのリンクを張ったところ、ますますそれが激しくなってしまった。インタビューでは脳梗塞に至った経緯を聞かれ、疲れやすく飲んでも回復が遅れ、頭痛がしたことについて、
「『これは出版社とテレビ局の呪いだ』と自分に言い聞かせて日常生活を送っていました」
と答えた。さらに、病院のおいしいご飯が食べられるのも「出版社とテレビ局のおかげ」と回答している。最後にファンに対して、
「何でもします。見捨てないでください。復活する予定なので」
とメッセージを送ったが、掲載されている写真がふざけすぎているとの批判もかうことになってしまった。