キャロライン・ケネディ駐日大使の「しわ」気になる? 老けて見えるが「逆に美しい」と好評価

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   故ケネディ大統領の長女であるキャロライン・ケネディ氏が女性初の駐日アメリカ大使として2013年11月15日に着任し、日本国内ではさっそく歓迎ムードが広がっている。

   政治や外交の経験がほとんどないことからその手腕に注目が集まるが、もうひとつ国民が気になっている事がある。ケネディ氏の顔に深く刻まれた「しわ」だ。

報道内容そっちのけで「しわ」に目がいく?

11月19日からツイッターもスタートしたキャロライン・ケネディ駐日米国大使
11月19日からツイッターもスタートしたキャロライン・ケネディ駐日米国大使

   ケネディ氏は1957年、第35代大統領の父ジョン・F・ケネディと母ジャクリーン・ケネディの長女として誕生した。王室制度のない米国において、ケネディ家は「ロイヤルファミリー」のような存在で、幼い頃から米国民にその成長を見守られてきた。時を経て美しい女性となったケネディ氏はハーバード大卒に進学し、卒業後は弁護士や作家などとして活動。そして今年、政治や外交の経験がほとんどない中で、駐日大使に選ばれた。15日の着任時には「父は米大統領として初めて日本を訪問することを望んでいた。父の意志を継げることを誇りに思う」とスピーチし、日米関係の強化に意欲を示した。

   名門家のセレブがやってきたことで、ワイドショーではファッションやハンサムな息子にスポットを当てるなど、ケネディ氏をハリウッドスターのように扱う特集も目立つ。その盛り上がりようはジョン・ルース駐日大使が着任した時とは雲泥の差だ。ところがインターネット上では報道内容に関係なく、あることが話題になった。ケネディ氏がアップで映るシーンが多いからか、ケネディ氏の「しわ」について言及する人が続出したのだ。

   「ケネディ駐日大使、年のわりにしわっしわやな」「年齢を聞いて驚いた。50代。顔のしわは、60歳代」「奇麗だけにアップになった目じりや口元の深いしわが気になる」と、55歳という年齢と比較して驚いたというコメントが多くあがっている。確かにケネディ氏の目のまわりやおでこ、口元にはしわが深くできていて、日本人の感覚ではかなり老けてみえる。

ファッション評論家も好評価

   調べてみると、ケネディ氏のしわは海外でも以前から話題にのぼっていることが分かった。駐日大使就任で露出が増えたからか、つい先日にもオーストラリアのQ&Aサイトに「キャロライン・ケネディは55歳でなぜあんなにもたくさんのしわがあるのでしょう?」との質問が投稿されていた。これには「アイルランド系の皮膚は日焼けしやすいですよ」「遺伝でしょう」「つらい人生を送ってきたから」などと回答が寄せられていた。

   もちろん、ケネディ氏にはしわを「消す」という選択肢もある。特に米国はアンチエイジング大国として知られ、ハリウッド女優やセレブリティにいたっては、多くが35歳を過ぎたころからボトックスやヒアルロン酸などの注射治療を受け、変わらない美しさを保っているそうだ。だが一方で、アンチエイジングを行わず自然体で歳を重ねる著名人もいる。米の大物女優メリル・ストリープ(64)や、数々の名作米映画を残したオードリー・ヘプバーン(満63歳没)などはその例で、政治家でもヒラリー・クリントン前国務長官(66)は年齢にみあったしわが出ていた。ケネディ氏は生まれながらのセレブであるはずだが、自分の意思で美容治療を受けない道を選んだようだ。

   実際、ケネディ氏のしわには好意的な意見も多く寄せられている。あるアメリカ人女性からは「美容治療でしわを消さない姿勢こそケネディ氏の内面の美しさを表現している」と書いているほか、日本からも「美しいと思う。生きてきた証が刻まれている」「逆にそれがとても素敵に見える」などといった意見があがっている。

   ファッション評論家の石原裕子氏も11月18日放送の「朝ズバッ!」(TBS系)で、「女の人は美しさとかじゃない。中身でしょ、生き方でしょっていうことをあのしわを見ると彼女から言われている気がする」とコメント。「今更すてきに見せようとか私は何かあるなんて見せなくても、存在そのものがまぎれもないキャロライン・ケネディなわけですよね」と、若さを保つことに重きを置かないケネディ氏の姿勢を評価していた。

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