香港に「『日帰り』旅行」できる LCCが11月8日から羽田に就航

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   香港に拠点を置く格安航空会社(LCC)の香港エクスプレス航空が2013年11月8日(7日深夜)、羽田空港に就航する。LCCの中距離路線が羽田に乗り入れるのは初めて。発着は深夜なので、仕事帰りに羽田に向かう「弾丸日程」を組むこともできる。

   同社は04年に設立されたが、13年10月にLCC専業の会社に衣替えしたばかり。プーケットやペナンなど5都市を結んでいる。

最も安い場合で片道1万2700円

現時点では香港を拠点に5都市に就航している
現時点では香港を拠点に5都市に就航している

   羽田便は毎日運航される。現地時間19時5分に香港を出発し、0時30分に羽田に到着。折り返し便は深夜1時30分に羽田を出発し、香港に早朝5時25分に着く。

   そのため、(1)金曜日夜の仕事帰りに羽田に向かう(2)香港に13時間滞在して観光(3)現地で宿泊せずに土曜日深夜に羽田に戻る、といった強行軍も可能だ。ただ、羽田着は深夜なのでタクシーかホテルを利用する必要がある。

   運賃は最も安い場合で羽田-香港が片道1万2700円。これまでの航空会社よりも4~5割程度安く設定している。

   11月21日から関西空港にも乗り入れる。香港9時30分発で関空13時55分着、関空14時50分発で香港18時15分着だ。12月7日から深夜便を週4便増やし、合計で週11便になる。

   日本発着のチケットは、現時点では旅行代理店を通じて販売する。11月中にウェブサイトでも予約できるようになる見通し。

   社長代理のアンドリュー・コーエン氏は11月7日に都内で会見し、14年には20~25か所に乗り入れたい考えを明らかにした。日本でも羽田、関空を含めて5都市程度に乗り入れる。

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