みのもんたさん(69)の司会降板を受け、2013年11月4日からリニューアルすると告知されていた「みのもんたの朝ズバッ!」(TBS系)が、11月1日に現在の形での放送を終えた。
エンディングでは出演者が勢ぞろいして視聴者にあいさつ、新番組となる次週からの意気込みを語った。
井上アナ「正直まだまだ迷っている部分もあります」
11月1日のエンディングは、司会代行を務めてきた井上貴博アナウンサーと、気象予報士の森朗さん、アナウンサー・お天気キャスター・レポーターの女性陣6人、そしていつもはいない奥平邦彦レポーターも揃い、9人が横並びで出演した。
福島・いわき市に震災がれきを再利用した海岸堤防が完成したという話題にちなみ、井上アナが「一歩踏み出したことになりますよね。私たちも新たな一歩を踏み出します」と切り出した。
「8年半ほど続いてきた『みのもんたの朝ズバッ!』は、みのさんの出演終了にともない今日が最後の放送となります。来週月曜日からは新たなタイトル『朝ズバッ!』としてリニューアルし、再出発することになります。とにかく、テレビの前にいる皆さんに、誠心誠意向き合う。この気持ちを大切に、全スタッフ、全出演者一丸となって新たな番組、一つ一つではありますが作っていきたい、そう考えております。至らぬ所もあります。正直まだまだ迷っている部分もあります。ですが、この気持ちだけは間違いなく全員が持っているものです。また来週月曜日から新たなタイトル『朝ズバッ!』として、よろしくお願い致します」
最後は「今までどうもありがとうございました」と視聴者への感謝の弁を述べ、一同カメラに向かって頭を下げた。
番組タイトルから「みのもんたの」が取れることが明らかになったが、出演者については触れられなかった。ただ、変更のアナウンスはなく、あいさつする井上アナも覚悟を持ったような表情をしていたことから、井上アナがそのまま司会に就任、出演者の入れ替えも行われないとみられる。