ホテルの食品偽装相次ぐ JR四国系など5か所でも発覚

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   阪急阪神ホテルズのレストランの食品偽装問題が発覚して以降、各地のホテルでも同様の問題が次々と明るみに出てきている。2013年10月29日にはJR四国系のホテル3か所、静岡県のホテル、北海道のホテルでも問題が見つかったと発表された。

   JR四国系の「ホテルクレメント宇和島」(愛媛県)のレストランでは12年1月以降、朝食の「自家製漬物」2種のうち1種に既製品を使用していた。また提供開始時期は調査中だが、市販の牛乳も「フレッシュ」と表記して提供していた。「ホテルクレメント徳島」(徳島県)のレストランでは12年11月1日以降「和風ステーキ膳」に牛脂注入肉を使っていたことを明記していなかった。「四万十いやしの里」(高知県)のレストランでは、「天ぷら御膳」に「地元朝とれ有機野菜」使用と表記していたが、市場から仕入れた野菜に変更した後も表記を変えなかった。変更時期については調査中だという。

   遠州鉄道系の「ホテルコンコルド浜松」(静岡県)の喫茶店では09年2月以降、「遠州カレー」に調達が難しい時期は地元産以外の具材を使用。売店で製造・販売していた「出世城パウンドケーキ」は製造を委託するようになった昨年9月28日以降も製造者の記載内容を変更していなかった。

   「ルネッサンスサッポロホテル」(北海道)の中国料理では阪急阪神ホテルと同様の「エビ」の問題が発覚した。大正エビ、芝エビの記載がある料理で実際はバナメイエビなどを使用していたという。

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