在日特権を許さない市民の会(在特会)などによる嫌韓デモ参加者に対し、暴行・脅迫したとして、警視庁公安部は2013年9月29日までに、自称自営業の男性(40)と自称介護士の男性(42)をそれぞれ逮捕した。複数のメディアが報じた。
2人は8日、東京・新大久保で「東京韓国学校無償化撤廃デモ」を称して行われたデモの参加者に対し、首を絞めるなどした疑いが持たれている。2人は容疑を一部否認しているという。
2人は他のメンバーとともに「男組」を称し、新大久保などでの一連の嫌韓デモに対する「カウンター(抗議)」活動に参加していた。「男組」はともにカウンターを行う「レイシストをしばき隊」からの派生グループとされ、デモ反対派の中でも「武闘派」を標榜している。27日発売の「週刊金曜日」では、上半身に入れ墨を入れた男組メンバーの写真とともに「在特会は肉弾戦でぶっつぶす」との談話が掲載されている。