これまで度々喧嘩を繰り広げてきたAKB48のファンと、音声合成ソフト「VOCALOID(ボカロ)」ファンの間で、またしてもバトルがぼっ発した。
ボカロの曲を「これはAKBの曲だ」とツイートした人がいて、ボカロファンが猛反発、ツイッターで激しく火花を散らす事態となっている。
「勝手にボカロの曲にされてる…日テレに苦情の電話入れる」
事の発端となったのは、2013年8月20日、情報番組「ZIP!」(日本テレビ)で放送されたボカロについての特集だ。
若者の間でボカロの曲をカラオケで歌うことが流行っているという内容で、ボカロの人気曲「千本桜」も紹介された。
これを見たあるツイッターユーザーが、「なにこれ・・・。千本桜はAKBの歌なのに、勝手にボカロの曲にされてる・・・。日本テレビに苦情の電話いれる。#応援してくれる人RT」とツイート。すると、即座にボカロファンから「ボカロの曲であってますけど?AKBの曲じゃありませんよ?w」「ボカロの曲でしょ(笑)」など突っ込みが入った。「千本桜」はAKBの石田晴香さん、市川美織さんがミュージカルで歌ったことはあるが、ボカロで作曲している「黒うさP」さんが作詞作曲し、初音ミクに歌わせているもので、ボカロファンの主張は正しい。
しかし、最初にツイートしたユーザーは「AKBの歌です。AKBを馬鹿にしないでください。」「千本桜を有名にしたのはAKBなので、それはもうAKBの歌ってことでいいかと」「元はAKBの歌です。秋元康さんが作ったんですよ!」など荒唐無稽な主張を展開した。
熱狂的ボカロファンの間でこれらのツイートはどんどん広まっていき、「お前きも ボカロが先だから」「バカジャネーノwwwボカロの曲だお この無知が。もっと調べてから発言しろ馬鹿」「お前みたいな発言をする勘違い野郎が居るからAKBファンは嫌われるんだよ」など批判のリプライが大量に寄せられ、炎上状態となった。