レギュラーガソリンの全国の平均店頭価格は、2013年7月29日時点で1リットルあたり158.8円だった。資源エネルギー庁が7月31日に発表した。前週と比べて1.8円値上がりし、2008年10月14日(161.6円)以来、約4年9か月ぶりの高値となった。
全国平均の上昇は4週連続で、この1か月間の上げ幅は約7円となった。ガソリン価格は47都道府県すべてで上昇した。なかでも、上げ幅が大きかったのは香川県の3.0円、福島県の2.9円、長崎県の2.6円、神奈川県の2.5円など。
背景には、エジプト情勢の混乱に伴うドバイ産原油価格の高止まりと、1ドル100円前後で推移している円安に伴う、石油の調達コストの上昇。猛暑による冷房使用の増加なども一因とされる。
ハイオクガソリンは1.7円上昇して169.5円、軽油は1.3円上昇の137.1円だった。