「規制委は甘ちゃんじゃない」 電力会社の「いい加減な安全審査申請」を批判

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   原子力規制委員会の田中俊一委員長は2013年7月24日の定例会見で、電力4社が提出した原発再稼働に向けての安全審査の申請に不備が目立つ点について「これまで相当突っ込んだ議論をしてきたし厳しい評価も付けてきたが、そのことがまだ身に染みていないように思う」と電力会社に苦言を呈した。

   7月23日の評価会合で指摘された、北海道電力が泊原発1、2号機の申請で構造が異なる3号機のデータを用いていたことについては、「最も大事な炉心冷却のループのシステムが全然違うのに、他の物持ってきたって代替受験みたいなもの。他人の回答を持ってきたって、これでは審査のしようがない」と批判した。

   関西電力の高浜3、4号機の津波想定で地震観測がされていないなどの問題点が指摘された件については「いい加減な申請でもしのげると思ったら、今度の規制委はそんな甘ちゃんじゃない」と断言した。

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