第23回参院選の投票が大半の投票所で2013年7月21日20時に締め切られ、自民党が70議席近くを獲得し、改選前の34議席を倍増させそうな情勢だ。20時に発表された報道各社の出口調査結果で明らかになった。公明党の議席と非改選議席(121)を合わせると自民・公明で過半数になるのは確実で、参院で自公が少数の「ねじれ国会」が解消されることになる。
民主党は改選前の44議席が20議席程度に激減。1998年の結党以来最低の10年の26議席を大きく下回る、歴史的な大敗になりそうだ。
日本維新の会、みんなの党などの「第3極」や日本共産党は「反自民」「反民主」の受け皿として議席を伸ばした。
東京選挙区、当選者確定は午前4時ごろ
NHKは20時時点の出口調査の結果によると、各党の獲得予想議席数は自民(改選前34)が63~68、民主が14~21(同44)、公明が10~12(同10)、日本維新の会が7~10(同2)、みんなの党が6~9(同3)、共産党が5~10(同3)。
都市部の小選挙区では激戦も多く、東京選挙区(改選数5)ですべての当選者が確定するのは22日午前4時前後になる見通し。比例を含めると6時頃までかかるとみられる。