東京タワー蝋人形館が閉館へ、ネットで惜しむ声 ロックミュージシャンと拷問人形並ぶマニアックな施設

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   40年以上も東京タワーの「目玉」として人気を博してきた蝋人形館が閉館する。公式サイトに、「東京タワー蝋人形館は2013年9月1日(日)をもって営業を終了させていただきます」と告知が掲載された。

「ザッパの蝋人形はどこへ…」「拷問コーナー小さい頃から大好きだったのに」

   蝋人形館の運営会社によると、「東京タワーとの契約満了にともない、閉館が決まった」。客足は「タワー自体の展望人数の影響される」と話しており、目立って不振だったわけではないようだ。

   契約満了の理由について、東京タワーの運営会社は「建築から年数が経っていることを踏まえ、ビル全体で大規模な改装工事をおこなっている。10月に予定する55周年の一斉リニューアルの一環として決めた」と話している。

   東京タワーの蝋人形館は1970年、日本初・アジア最大の常設蝋人形館としてオープンした。01年にリニューアルし、現在はキリストやザ・ビートルズ、宇宙飛行士の毛利衛さん、向井千秋さんらの蝋人形が展示されている。ロックミュージシャンのろう人形や、オリジナルの拷問人形を扱っていることでも有名で、公式サイトによれば「世界でここにしかない」ものもあるという。

   閉館のニュースを受け、ツイッターでは、「いつか行ってみたかったのに…(´・ω・)」「えええーっ!?マニアックなロックミュージシャンとかいて良かったのに… 近いうちに、行っておこう…」「悲しい知らせ。ザッパやキース・エマーソンや・マヌエル・ゴッチングやイアン・アンダーソンやファウストのお二人やジェームス・ヘットフィールドの蝋人形はどこへ行ってしまうんだろう…」「ろくな説明もなくアシュラテンプルとかプログレの人や江戸時代の拷問シーンの蝋人形が並んでるカオスな施設だった…惜しい」「拷問コーナー小さい頃から大好きだったのに...水責めとか引き伸ばしとか。最後に見に行きたいなぁ...」などと惜しむ声が相次いでいる。

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