社民党の福島瑞穂党首(57)が、オタクたちもびっくりの「美少女」に変身している。
参院選まっただなかの2013年7月9日、社民党のFacebook、Google+に、アニメ風に描かれた福島党首のイラストがお目見えした。
児童ポルノ法与党案に反対など訴える
髪型や服装など、確かに福島党首の特徴を捉えているのだが、キラキラ光る大きな目、ほんのり染まった頬など、まさに「萌え」の世界から飛び出してきたようなかわいさだ。
投稿された画像には「比例区は社民党」とのアピールとともに、「表現の自由」などの観点から議論を呼んでいる与党の児童ポルノ法改正案などへの「反対」が高らかに叫ばれている。「美少女キャラ」の福島党首が言うのだから、説得力も違うといったところか。
社民党によると、このイラストは元々、2009年に福島党首がニコニコ生放送に出演した際に、あるユーザーから贈られたものだという。当時の動画を見ると、「みずほたん」イラストを受け取った福島党首は照れながら、「かわいすぎですいません。うれしいです」とかなり喜んでおり、その後も社民党のニコニコチャンネルのバナーなどとして採用されてきた。今回、参院選を機に「表現の自由」を訴えるべく、改めて登板の運びになったようだ。
自民党が安倍晋三首相・石破茂幹事長をモデルにしたゆるキャラを採用し、民主党がマニフェストに海江田万里代表のイラストをあしらうなど、他党にも党幹部を親しみやすい「キャラ化」させる動きがある。さて、有権者は果たしてどの「キャラ」を選ぶだろうか。