ホームレスの文学募る 「路上文学賞」が授賞式

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   ホームレスの人などを対象にした文学賞「路上文学賞」の授賞式が2013年6月8日、都内で開催された。

   路上文学賞実行委員会・ビッグイシュー基金の共催で、今回が3回目。作家の星野智幸さんが選者を務める。現在あるいは過去に路上生活経験がある人、またいわゆる「ネットカフェ難民」など、広い意味での「ホームレス」の人を対象に、小説・エッセイなどの作品を募った。33作品の応募があり、8日は首都圏からの参加者2人が表彰された。

   都内で路上生活を送っている河野開司さんは、その日常を「マニュアル」風に、ユーモアを交えて描いた作品で佳作となった。表彰式では、これからも連続入賞を目指したいと意気込みを語り、大きな拍手を受けた。

   選者の星野さんは、「自分史を描いた作品が多く、また原稿を皆きれいに清書していて、作品に手をかけていることが伝わってきた。『母』をテーマにした作品が多かったのも印象的だった」と語った。

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