政府は2013年4月28日、1952年にサンフランシスコ講和条約が発効したのを記念して「主権回復・国際社会復帰を記念する式典」を都内で開催した。式典には、天皇、皇后両陛下のほか、衆参両院議長ら500人が出席した。
政府は全都道府県の知事に招待状を送ったが、沖縄県は仲井真弘多知事の派遣を見送り、高良倉吉副知事が代理出席した。沖縄県では、4月28日は日本から切り離された形で米国の施政下に入った「屈辱の日」として認識されており、県民感情に配慮した。生活、共産、社民、みどりの風は天皇陛下のご出席を「政治利用」と批判し、欠席した。