日本経済団体連合会の米倉弘昌会長は、2013年4月15日に石原伸晃環境相と会談し、改めて原子力発電所の再稼働を要請した。
会談後、記者団に「安全性が確保できた原子力発電所から再稼働するようお願いした」と述べた。石原環境相は「再生可能エネルギーは、基幹エネルギーに位置付けられない」との認識を示したという。安全性を重視しながら原発再稼働を目指す方向性を確認した。
また、米倉氏は会談に同席した池田克彦・原子力規制庁長官が「7月までに新たな安全基準を設け、これを満たした原発から再稼働していく」と述べたことも明らかにした。