マック「消えたメニュー表」の復活説 ネット上の噂が本当か、店を歩いてみた

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   ハンバーガーチェーン最大手マクドナルドがレジカウンター上の「メニュー表」を廃止して物議をかもしたが、ここにきて「メニュー表が置かれている!」などという報告がネット上に出るようになった。

   マックは路線を変更し、復活させたのか、店を訪ねて調べてみた。

後ろに並ぶお客の時間的ストレスを軽減が狙い

メニュー表は復活したのか
メニュー表は復活したのか

   マックがカウンター上に置いていたメニュー表を無くしたのは2012年10月からで、お客はカウンターの上にあるボードや、通路に張られたポスターで、商品と値段を確認して注文するというスタイルになった。狙いは、レジ前でメニュー表を見ながら注文に悩むお客がいることによって生じる、後ろに並ぶお客の時間的ストレスを軽減すること。また、原田泳幸社長は、「レジが30秒短縮されれば、売り上げが5%伸びる」と発言していて、売り上げアップにつなげるためだった。

   ただし、ネット上の評判はいいとはいえず、

「メニュー撤去って、売る気あんのか?」
「そんな視力検査みたいなこと嫌だよ。メニュー見えないよ」

などといった批判が出て、メニュー表を元に戻してほしい、といった声も多かった。

   そうした意見を吸い上げた結果なのか、ここにきて「レジ上に普通にメニュー表が置いてある」などといった報告がネットに出るようになっている。本当に消えたメニューは復活したのだろうか。

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