「光の戦士・原口」「グーグルアース原口」などと形容され、その発言がネットの一部で注目されることが多い原口一博衆議院議員(53)が、実は超能力者だったらしい、と話題になっている。
というのも2013年3月4日、SNS「フェイスブック」に1977年の17歳の頃に自身が書いた詩をアップし、「未来に行ってこの光景を見た」と書いたからだ。未来で何を見たのかは明記していないが、詩の内容から考えると、福島原発の事故を指しているように読める。
「原子力プラントが爆発する夢は、もはや夢ではなかった」
タイトルが「誰も救われない」という詩の内容はおおよそこうだ。
春の朝、蓮華の甘いとろけるような匂いがたちこめているときに、地平線いっぱいに黄色い帯が流れ、赤い炎が刺すような光を放ち黒い煙がその赤い炎を覆った。そして死臭がそこから漂ってきた・・・。
そしてこの詩を、
「恐ろしい事故のイメージ 核と共存できない世界 昭和52年の僕は、未来に行って、この光景をみていた。あまりにも暗い、そしてどこにも救いのないイメージ 赤い炎 見たこともないような禍々しい閃光 黒い煙」
と説明した。
13年3月1日付けの「フェイスブック」にも似たような記事が掲載されている。高校時代は核の脅威に悩まされ続け、原発事故を予言するような詩をしたためていた、とし、
「幾晩も原爆で消される夢をみた。原子力プラントが爆発して、世界がなくなる夢を見た。
それは、もはや夢ではなかった」
などと書いている。
ネットでは原口議員が「超能力者だったということか?」「預言者だったとも言える」といった書き込みも出た。掲示板「2ちゃんねる」でも、
「さすがは光の戦士、ということ」
「グーグルアースで見た、の間違いではないのか?」
といった意見を述べる人も出ている。