「いつやるか?今でしょ!」セリフが大人気 話題の予備校カリスマ教師はどんなやつだ

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   「いつやるか?今でしょ!」――最近あちらこちらで目にするこのセリフ、「元ネタ」は東進ハイスクールのカリスマ現代文講師・林修さん(47)だ。

   トヨタ自動車のCMや「金曜日のスマたちへ」に出演、一躍脚光を浴びている。年間200日の出張に、原稿執筆、講演、TV出演と多忙を極める林さんにJ-CASTニュースは話を聞いた。

「プリキュアにされてましたよね」

思いが顔に出た「ドヤ顔」(写真は、東進ハイスクールより)
思いが顔に出た「ドヤ顔」 (写真は、東進ハイスクールより)

   林さんは1965年愛知県名古屋市生まれ。東京大学法学部卒業後、日本長期信用銀行に入行したが、半年で「この銀行はすぐつぶれるな」と思い退職。同行は1998年に破綻した。

   退職後、さまざまな仕事で「ことごとく失敗」し、予備校講師となる。現在、東進ハイスクール、東進衛星予備校の現代文講師として、東大・京大コースなどの難関コースを中心に授業を行い、抜群の東大合格実績を誇る。

   2011年に出演した東進のCMの「いつやるか?今でしょ!」というセリフが大ヒット。13年1月にはトヨタ自動車のCMに起用され、「いつ買うか?今でしょ!」というセリフを披露した。そのストレートなセリフもさることながら、熱意溢れる動きと「ドヤ顔」がネットでも受け、SNSのLINEの「スタンプ」にもなった。また、さまざまなコラージュ画像がつくられている。

   話題沸騰の林さん、一体どんな人物なのか。J-CASTニュースは2013年2月27日、本人に電話でインタビューした。

   やはり気になるのはCMの「ドヤ顔」だ。

「カメラに向かって授業をするときに、画面を見ている生徒が飽きないように意識しているので、間のとり方や手の動かし方についてオーバーアクションが普通になっているというのはありますね。ただ、ドヤ顔は思いが顔に出たというか、ナチュラルに出たものです」

   ネットで自身がネタにされていることは知っていて「プリキュアにされてましたよね、僕」というが、「正直ぜんぜん気にならない」。そして、こうもいう。

「新しい技術が次々出てくる中で、新しい遊び方を発明している人がいて、(その人たちにとって)いじりやすいおもちゃということだと思っています」

   落ち着いた口ぶりに、CMのイメージとはだいぶ違う印象だと水を向けると、「あのテンションで日々暮らすのはキツいですよ」と苦笑いした。

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