北朝鮮が核実験を強行したことについて、2013年2月12日付の米ニューヨークタイムズ電子版は、「中国はわがままな同盟国を何とかすべきだ」と題した記事を掲載した。
記事では、中国の習近平総書記が今回の核実験により北朝鮮との同盟関係を終わらせるようなことはないとする。一方、北京大学教授で国際関係論の専門家は同紙に「中朝関係は明らかに悪化している。習体制の怒りをかい、中国にとって悩みの種となるだろう」と語っている。
また中国は米国との関係改善に向けて、北朝鮮の核開発を抑えようと同国により強い態度で臨むが、成功しない場合は原油の提供や投資のストップといった方策をちらつかせる可能性を、記事では示している。