NHK放送文化研究所は2013年1月31日、「家庭と男女の役割」についての調査結果を発表した。
「結婚している人のほうが、結婚していない人よりだいたいは幸せだ」と思うかという質問に対し、「どちらともいえない」と答えた人が38%と最も多く、「そう思う」は28%、「そうは思わない」は29%だった。
男女の配偶者有無別で見ると、「そう思う」と答えた配偶者ありの男性は36%、配偶者なしの男性は35%、配偶者ありの女性は21%、配偶者なしの女性は25%。「どちらともいえない」はそれぞれ38%、34%、44%、32%で、「そうは思わない」はそれぞれ22%、26%、32%、36%だった。配偶者のある女性ほど、結婚生活を幸せと思っているとは限らないという実態が浮き彫りになった。
調査は12年11月24日から12月2日まで、全国の16歳以上の男女1800人を対象に行い、1212人から回答を得た。