北朝鮮の故・金正日総書記の愛用PCがMacBook Proだった―こんな事実が明らかになり、話題になっている。
米Googleのエリック・シュミット会長の娘、ソフィー・シュミットさん(19)の北朝鮮訪問記によってわかったもので、ほかにも金総書記の珍しい遺品などが明かされている。
総書記愛用の「厚底靴」も展示されていた
ソフィーさんは2013年1月7日から9日まで、ニューメキシコ州の前知事、ビル・リチャードソン氏率いる代表団の一員として、エリック会長に連れられて北朝鮮を訪問していた。
ソフィーさんは1月21日までに、訪朝の記録をまとめた「旅行記」をインターネット上にアップした。平壌が想像以上の寒さだったこと、金日成大学の電子ライブラリーで活気のない学生に遭遇したこと、全て盗聴されていると思ったほうがいいと注意を受けたことなどが、数々の写真とともに赤裸々につづられている。
その中に、故・金日成主席と金正日総書記の遺体が安置されている国家霊廟「錦繍山太陽宮殿」を訪問した記録もある。そこでは金総書記が使用していた自動車やヨット、死亡した時に乗っていた列車の客室などの遺品が保存されていたが、金総書記が履いていた厚底靴も展示されていた。そしてソフィーさんが最も興奮したのが、15インチのMacBook Proがあったことだ。「金総書記と私はラップトップの趣味が一緒とわかってとってもうれしかった」と書かれている。