「紅白で一番期待はずれ」歌手は?J-CASTアンケート 紅組は浜崎あゆみさん「圧勝」、白組は…

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   2012年大みそかの「NHK紅白歌合戦」放送終了直後からJ-CASTニュースがネット上で募った「一番期待はずれ」だった歌手のアンケート結果がまとまった。

   「1クリック投票」を1日半にわたって受け付け、紅組は1万3676票、白組は1万1761票の投票が寄せられた。紅組は浜崎あゆみさんに票が集中したが、白組は複数のグループに分散した。

紅組は以下、和田アキ子さん、AKB48と続く

和田アキ子さんの「緊張ぶり」が影響した可能性も…(写真はリハーサル)
和田アキ子さんの「緊張ぶり」が影響した可能性も…(写真はリハーサル)

   今回の投票では、「悪かった」出場者ではなく、「期待外れだった」出場者を聞いている。つまり、元々期待されていない(期待値が低い)人には票が集まらず、「期待されていたが、実際の番組では良いパフォーマンスができなかった」人に票が集まる仕組みだと言える。

   その結果、紅組で一番失望感が高かったのが、トップバッターの浜崎あゆみさんだった。実に全体の34.5%の票が集まり、2番目に多かった「そもそも、誰にも期待していなかった」(15.5%)を大きく上回った。12年12月初旬の「FNS歌謡祭」で「SEASONS」を披露した浜崎さんは、「音程の不安定さ」がネット上で話題となり、紅白での動向が注目されていた。紅白では「Dearest」など代表曲3曲をメドレーで披露したが、やはり「音程の不安定さ」を感じた人も多かったようで、ネットユーザーの中には、ワンクリック投票で浜崎さんに投票したとツイッターで触れたうえで、

「何か歌い方が変になった気がするから」

とその理由をツイートしていた人もいた。

   次に多かったのは、「愛、とどきますか」を歌った和田アキ子さん(11.1%)。紅白だけはガチガチに緊張してしまうという性格が影響した可能性もある。本番直後に楽屋に戻る和田さんは、関係者を前に「いやー、参った」と一言。イヤーモニターを外す手は、ガクガクと震えていた。以下、AKB48(6.9%)らが続いた。

「下ネタ」不発が不評?

「金爆」は、本番では下ネタ発言を封印した(写真はリハーサル)
「金爆」は、本番では下ネタ発言を封印した(写真はリハーサル)

   「誰にも期待せず」(15.3%)を除き白組で最も票を集めたのは、「金爆」ことゴールデンボンバー(12.4%)。「金爆」は、出場発表会見やリハーサルで「下ネタ」発言を連発。本番でも「やらかす」のではないかと一部では期待が集まっていた。ところが、本番では「事務所の社長が怖いんですよ」(メンバーの樽美酒(だるびっしゅ)研二さん)と、不発に終わったことが不評だったようだ。J-CASTニュースのコメント欄でも、

「出来もしない下品な過激発言で事前の注目を煽って結局はお客に協力を願い和気あいあい演出」

といった指摘が出ていた。

   次に多かったのは、「大トリ」のSMAP(11.4%)。SMAPは12月30日のリハーサルで、草なぎ剛さんが

「中居君の音程がしっかりすれば(白組の勝利は)大丈夫です」

と発言したのをきっかけに、中居正広さんの「音程」の話題で盛り上がったところに、木村拓哉さんが

「こんなこと言ってるやつが、大トリやっちゃダメだって。ホントに。失礼!」

と、強い不快感を示していた。本番でも中居さんの音程に注目が集まったが、やはり大トリに適切ではないと判断した人が相当数いたのかもしれない。NYC(7.7%)がその次に続いた。

   今回のJ-CASTニュース「1クリック投票」は、放送終了直後に始め、2013年1月2日昼に締め切った。

   また、ビデオリサーチは1月2日、紅白の関東地区の番組平均世帯視聴率は、1部が前年比2ポイント減の33.2%で、2部が同0.9ポイント増の42.5%だったと発表した。

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