「はるかぜちゃん」こと人気子役の春名風花さん(11)がツイッター上で「殺人予告」を受けて通報した一連の事件について、作家の乙武洋匡さん(36)が2012年11日2日、ツイッターでコメントした。ネット上のはるかぜちゃんに対する批判的な声に違和感を表明しており、話題となっている。
「だから小学生に…」論に反応
11月1日、「はるかぜちゃんをナイフで滅多刺しにしてドラム缶にセメント詰めて殺したい」というツイートを発見したはるかぜちゃんは、ツイートを引用した上で「お客様の中におまわりさんはいらっしゃいますか」と投稿。「殺人予告」のユーザーに向け、事務所に連絡をすれば通報はしないと呼びかけたが、その後音沙汰もなかったようで、翌日18時すぎには「神奈川県警に届けおわりました」と報告している。
乙武さんがツイートで取り上げたのは、はるかぜちゃんの親が通報したことに対するネット上の声だ。この対応についてはツイッター上でも賛否両論があがっていたが、乙武さんは「『だから小学生にネットなんかやらせるから…』という感想を漏らしている人が多いことに驚く」とつぶやいた。「『退場すべきは、いじめられた側』というわけか。これでは、いじめがはびこるわけだ」と、「街の声」に対する違和感を語った。
乙武さんのツイートに対しては、「いじめる側が悪い。明確」「小学生にそんなことしか言えないやつにネットやらせるからではと思いますよね」といった反応が寄せられていた。