「紛失していた」五輪招致の経理書類、一転「見つかった」

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   東京都が2016年五輪招致で支出した費用の経理書類のうち、保存期間内の8事業約18億円分について朝日新聞の情報公開請求に対し「紛失した」と説明していた問題で、都は12年10月21日、記者会見で「文書が見つかった」と発表した。

   都は10月19日夜から都庁内の書庫を調査し、21日15時までに紛失したとしていた経理書類を見つけたという。

   10月21日付の朝日新聞朝刊では、06~09年度の都の招致活動に関するすべての文書の開示請求に対し、事業の支出名目や支払総額、契約時期を示す「契約台帳」のほか、経理書類一式を開示していた。しかし高額支出の経理書類の一部が開示されず、都は「紛失した。外部に持ち出したことはなく、なぜなくなったかわからない」などと説明していた、と報じられている。

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