「レジで悩まられると急ぎの人達に迷惑がかかる」
それは、お年寄りや障害者など、耳や目が弱かったり、話すことの難しい人が注文しにくくなるのではないか、という心配だ。
しかし、マクドナルドの広報担当は「お声かけいただければ、『メニュー表』のご用意はあります」という。また、撤廃の意図についてはこう説明した。
「お客様の並んで待つ時間のストレスを減らしたい。ゆくゆくは、列に並んでいる間にメニューボードや通路のポスターで注文を考えることに慣れていただければ」
同社の原田泳幸社長は以前から「レジが30秒短縮されれば、売り上げが5%伸びる」と発言している。今回の変更もレジで選択に悩む人を減らすことで、待ち時間の短縮を狙っているようだ。
実際、元店員と思われる人物がツイッターで、
「レジの前のメニューだけを頼りにレジで悩まられると急ぎの人達に迷惑がかかるんだよね(原文ママ)」
などと発言している。