主将が「黙ってろ!」、ファンがレーザーポインター サッカー会場でトラブル続出

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   サッカーJ1の試合が行われている会場でトラブルが相次いでいる。コンサドーレ札幌の主将が、野次を飛ばすサポーターに向けて「黙ってろ!」と発言して騒ぎになったほか、FC東京の試合前には、観客席からレーザーポインターが照射される事件があった。どちらもチーム公式サイトで謝罪を発表している。

選手がサポーターに「聞く耳もってよ!黙ってろ!」

   コンサドーレ札幌の試合は2012年9月22日に札幌厚別公園競技場で開催され、0-5で札幌が大宮に惨敗した。この試合で札幌は今季3度目の5連敗となり、9月29日の川崎戦で負けると、Jリーグ史上最速でJ2降格となる可能性が強まった。

   試合後に主将のMF河合竜二(36)がホームのゴール裏に行って、サポーターへメッセージを送るためコールリーダーとやりとりしていたところ、一部サポーターから試合の結果についての野次を繰り返し受けた。

   これ対して河合は「コールリーダーと話してるんだから黙ってて」と呼びかけたが、観客席からの野次が止まなかったためサポーターに「聞く耳もってよ!黙ってろ!」と発言したという。これがサポーターの怒りに火をつけ、「言い合い」のような状態になってしまった。

   コンサドーレ札幌の公式サイトでは、

「試合後の興奮状態だったとはいえ、その言葉使いにより、スタンド内の一部のお客様に不快感を与えてしまった事に対し選手本人も十分反省し、クラブとしてもお詫び申し上げます」

と謝罪のメッセージを掲載。

「今後の試合に向け、下を向かず進むというサポーターの皆様の気持ちは、河合選手のみならずチーム全体として理解しており、その思いに応えられるようしっかりと準備をして参ります」

としている。

   この騒動についてネットでは、

「河合のアレは現地にいた人は相当ひいたハズ。帰り道ものすごいイヤな気分だった。 もっと野次られても当然な試合だったのに」
「野次を飛ばすのはいいけど、金払ってんだからこっちが偉い、みたいなのは俺は嫌いだな」

などの声が出ていた。

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