アメフト部員50人がのぞき、飲酒強要… 地に落ちた「早稲田ブランド」

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   早稲田大学のアメリカンフットボール部の部員が不祥事を起こし、活動停止の処分を受けていたことが明らかになった。

   早大では先日、ラグビー部の選手が対戦校に対し下劣な野次を飛ばしていたことが話題になったばかりだ。早大の「教旨」にうたわれた「模範国民の造就」とはかけ離れた醜態をさらしてしまっている。

新事実発覚でさらに重い処分もありえる

   早大の広報課によると、アメリカンフットボール部「BIG BEARS」の男子部員約30人が、2012年8月6日から新潟県妙高市で行われた夏合宿中、ホテルの女性用の風呂場をのぞいた。合宿最終日の打ち上げでは、上級生約20人が未成年の部員に飲酒を強要したうえ、暴力行為もあったという。

   大学側は同部に1~3試合の出場停止、8月25日から10日間の活動停止処分をした。すでに活動停止期間は終了したが、関わった約50人の部員のうち数人はまだ部活に参加していないという。大学の最終調査結果はまだ出ておらず、今後新たな事実が発覚するなどした場合、さらに重い処分を下すこともありえるとのことだ。

   BIG BEARSは関東1部リーグに所属している強豪チームで、全国のアメフト部王者を決める「甲子園ボウル」に02年、10年の2回出場している。

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