コンビニやスーパーの店頭に衝撃的な商品が登場した。その名も「ガリガリ君リッチコーンポタージュ」だ。
インターネット上は異色のアイスキャンディーの登場に大盛り上がりで、そのままアイスとして食べるのはもちろん、アレンジした食べ方もいろいろと紹介されている。
「ガリポタ」でツイッタートレンド入りも
「ガリガリ君リッチコーンポタージュ」は赤城乳業(埼玉・深谷市)が2012年9月4日、発売したもので、ソーダ味や梨味で知られるバータイプのかき氷「ガリガリ君」のシリーズ商品として生まれた。コーンポタージュ味のアイスキャンディーの中に、北海道産のスーパースイートコーンを混ぜ込んだコーンポタージュ味かき氷を入れたというものだ。希望小売価格は126円で、販売期間は10月までを予定している。
発売前から「どんな味なのか」などと話題になっており、9月4日に満を持して登場。インターネット上ではさっそく買ったという人が「意外とうまかった」「冷製スープみたい」「予想の斜め上」などと食べた感想を書き込んだ。「ガリポタ」という愛称が付き、ツイッターで多く話題に上がっていることを表す「トレンド」入りも果たした。
「チーズ入れて温めた」「フローズンカクテルでも美味い」
そのうち、普通に食べることに飽きたのか、「溶かして食べるとコーンポタージュになるのでは?」と書き込まれ始めた。
すると、実際に試してみる人が続出。「まず袋から出します 木の棒を取ってアイスの部分だけ袋に戻し、粉々に砕きます マグカップに砕けたアイスを入れてレンジでチンします 美味しいコーンポタージュの出来上がり!」「超甘ったるいコンポタが出来上がりました。疲れた体にどうぞ」など、溶かした「ガリポタ」の実食レポートがツイッターに書き込まれた。
さらに「玉ねぎみじん+ベーコンをレンチン→ガリポタを牛乳で伸ばしつつ塩コショウで味調節、で割と普通のコーンポタージュスープになりやした」「温めたガリポタに塩コショウ、コンソメ、とろけるチーズをインして再度温め、ボイルした野菜やウインナーを入れてみたわ」「ウォッカ・食塩・クラマトジュース・ケイジャンシーズニング・ブラックペッパー・チキンコンソメを加えてフローズンカクテルにしたら、冷製スープみたいで美味いぞ!」などのアレンジレシピも写真付きでツイートされた。
なお、赤城乳業は「ガリポタ」について、8月29日放送のラジオ番組「Park in the Sky」(J-WAVE系)で「最近手堅くなって挑戦していないのでは?という声があり、コーンポタージュを冷たく食べるというチャレンジをした」と説明した。そんなチャレンジ精神にも「カッコいい!」「その意気やよし!」などと賛辞が送られている。
9月6日16時追記:「ガリガリ君リッチコーンポタージュ」が予測を大幅に上回る販売数量になったため、赤城乳業は商品の販売を休止することを発表した。販売再開時期は未定。