福島原発の東電社員、13%が心の傷負う

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   福島第1原発と近くの第2原発で働く東電社員の約13%が事故後に心に傷を受けたと答えていたことが分かった。防衛医大と愛媛大のチームが2012年8月15日に調査結果を報道発表した。

   それによると、事故によって誹謗・中傷を受けたことが大きな原因だった。こうした社員に心的外傷後ストレス反応が表れる率は通常の2倍もあった。社員らは、「東電出て行け」と自宅に張り紙をされたり、避難者から物を投げつけられたりしていたという。調査は、11年5、6月に社員1760人を対象に行い、8割以上の1495人が回答した。

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