台湾のお天気お姉さんアイドルグループ、「ウェザーガールズ」が日本でデビューする。コスプレ姿での天気予報で、日本の一部ネットでも知られていたグループで、韓国の韓流に続く華流グループとして注目を集めている。
デビューシングルは「恋の天気予報」。2012年10月17日にポニーキャニオンからリリースされる。
チアガールやくノ一コスプレで天気予報
ウェザーガールズは台湾のインターネット放送局で2010年から天気予報番組を担当していたグループ。日本では38人いるメンバーの中から選ばれた7人が活動する。年齢は20代で、みなスタイル抜群の美形揃いだ。
天気予報番組では、普通の「お天気お姉さん」的な落ち着いた格好ではなく、チアガールやスポーツウェアのほか戦隊モノ、くノ一、といったセクシーなコスプレ姿をしている。Youtubeにアップされている過去の番組を見ると、簡単な振り付けを交えながら各地の天気情報を伝えていて、天気予報というよりもウェザーガールズのイメージ映像という作りになっている。
また、番組ではメンバーが「ミンナニアエテウレシイヨ」といったようなカタコトの日本語を使用。当初から日本進出を意識していたようだ。
「夢は紅白歌合戦に出場することです!」
デビュー曲の「恋の天気予報」は、西野カナさんら著名アーティストを手がけて来たJeff Miyahara氏がプロデュースした。今流行のエレクトロディスコ調の可愛らしい楽曲に仕上がっている。
2ちゃんねるやツイッターでは、「台湾に可愛い女の子がカタコトの日本語で天気予報をする番組がある」と以前から話題になっていたため、今回のデビューに関しても「台湾アイドル応援する!」「この天気予報日本でもやってよ」といった声が出ていた。
韓国のグループが歌、ダンスのトレーニングを積んだ、かっこいいアーティストという感じなのに対し、ウェザーガールズは少し拙い部分を残した可愛いアイドルという感じだ。そういう意味では、日本人にも親しみやすいかも知れない。
また、台湾のアイドルグループが日本でデビューするのはウェザーガールズが初だという。中華圏の文化ということで、華流(ファーリュー)というのだそうだ。
日本デビューにあたり、メンバーは「夢は紅白歌合戦に出場することです!日本のみなさん応援してくださいね!」とコメントを寄せている。