定例会見に臨む藤村修官房長官
藤村修官房長官は2012年7月13日夕方の定例会見で、週ごとに規模が拡大している官邸前の反原発デモについて、
「(大飯原発の再稼働をめぐり)国論を二分すると言いますか、大変複雑な思いを持っている人の集会だと聞いている」
と述べた。7月6日の会見では、デモを「様々な意見の表明」と表現しており、1週間経って若干踏み込んだ表現になったようだ。また、大飯原発の再稼働については、
「安全性および必要性を丁寧に説明・確認した上で再起動することを政府の最終判断とした。このような考え方を、引き続き国民に説明していくべき」
と、正当性を強調した。