大阪市の橋下徹市長が率いる「大阪維新の会」の大阪市議団が、2011年11月のダブル選挙前に開いた「区民会議」の会場代など約300万円を政務調査費から支出していた問題で、橋下市長は12年7月3日朝、ツイッターで「全体の流れの検証が必要」などと釈明した。
政調費は選挙活動への支出が禁じられており、「区民会議」の内容が選挙活動にあたるかどうかが焦点。この点に関連して、橋下市長は
「新聞メディアをチェックしたが、区民会議が選挙活動かどうかをきちんと認定したものはなかった」
「区民会議は選挙活動かどうかは、区民会議全体の流れの検証が必要だ。2時間のうちどのようなことが議論されていたか。これはメディアであればすべて記録があるはずだ。定量的に分析ができるはずだ」
などと説明。さらに、返す刀で
「これを言うなら平松前市長の集会も検証して欲しい」
とも主張した。