男性とのスキャンダルを報じられHKT48に移籍した指原莉乃さんが、また週刊誌で記事にされてしまった。
「元カレ」の再度の告白に加えて「天狗になっていた」という関係者の声も掲載されている。HKT48での再出発を目指し気丈に振舞う指原さんだが、「アンチ」には新たな燃料を投下した格好だ。
「あたしは付き合ってたい」
2012年6月21日発売の週刊文春に、「AKB指原莉乃 『博多へ左遷』で秋元康の起死回生なるか!?」という記事が掲載された。
記事では、騒動の発端となった「元カレ」Aさんに再度話を聞いている。Aさんが文春に「恋バナ」を暴露した11日、指原さんの携帯番号から何度も電話の着信があった。授業中だったので出られなかったが、後日電話をかけ直した時にはすでに指原さんの番号は使われていなかったという。
新たなエピソードも飛び出した。内緒の交際をしている時、Aさんは指原さんの母親には認められたいと思い、家に挨拶に行った。母親は突然訪問したAさんを歓迎したが、その後帰宅した指原さんはAさんを見て「誰?」と吐き捨てたというのだ。
そして「なんでいきなり来るの?」「秘密にしてた意味ないじゃん」と散々怒られ、母親は気まずそうに「ごめんね」と言っていたという。さらに「●●(Aさんの名前)が彼氏じゃないとほんとにだめになっちゃう気がする ●●にいい人がいるならそれでいいしそれでもあたしは付き合ってたいです」「実は今AKBでいることが超きつくて。今まで●●にもAKBがつらいとか言わんかったけどもう限界で」などと書かれたメール画面も新たに公開されている。
「ファンの妄想ではないか」「ストーカーの妄言では」というインターネット上などでの批判に対しては「自分がストーカーだとか、妄想だと騒がれているのが非常に残念です」と話している。
記事では番組関係者の「今回は彼女にとっても頭を冷やすいい機会。番組の打ち合わせ時に居眠りしたり、撮影衣装が可愛くないと文句を言ったり、正直、さしこは最近、天狗になっていた」というコメントも紹介している。これらの内容が事実なら、「ヘタレキャラ」として親しまれていた姿とはズレがあったということになる。
「HKTの中で1番になりたい」にも反発の声
指原さんは6月20日、福岡県のローカル局・RKB毎日放送の「今日感テレビ」に電話で生出演し、現在の心境を語っていた。
HKT48移籍を告げられた時は、「ファンの人に『かわいそう』と思われるかな」と思ったが、HKT48のメンバーと会って「HKTの中で1番になりたいし、HKTとして1番になりたいと思った」と、博多の地で頑張る決意が固まったそうだ。福岡での番組出演はするのか、という質問には「もちろん!」と連呼し、「むしろローカルにいっぱい出たいです!」と意気込んだ。こっちの番組はギャラが安いですよと言われると、「いいですよ!気にしてないです!」と話した。指原さんは電話中よく笑っており、元気そうな印象を受けた。
生電話の後、指原さんはAKB48劇場公演に出演したが、一時、過呼吸の症状を起こしステージから下りた。1曲休んだだけで復帰し、最後まで公演を続けた。自己紹介コーナーでは涙ながらに「私の個人的なことでご心配をかけてしまって本当にごめんなさい」とファンに向けて謝罪し、「AKB48よりも強く、ナンバーワンになると決めましたし、HKT48の中でも1番になると決めたので、こんな私ですが、これからも応援してくれたら嬉しいです」と語ったという。
これらの言動を受けて、2ちゃんねるには
「あくまで自分が心配されていて、大事にされているという被害者意識 バカなんだろうねホントに」
「『後進指導役』で博多に来てるのに『一番になりたい』はだめだろw」
「所詮HKTは自分の為の踏み台だと宣言したのと同義だ」
「更なる同情を誘うための演出だねこれ AKBは過呼吸言っとけば間違いないからね」
などと批判意見が多く書き込まれている。
なお、指原さんは6月21日朝にブログを更新。「ところで指原、とてもげんきです!体調心配してくださってる方多いんですか…昨日の公演も、みてくださった方はわかるとおもうんですが、元気でしたし!安心してください!」と気丈に振る舞っている。