アイドルユニット「AKB48」の総選挙について触れた、お笑いコンビ「おぎやはぎ」の発言が話題になっており、ネット上で、「いいぞもっとやれ」「謝るまで許さない」と賛否両論が渦巻いている。
2012年6月6日に「選挙結果」が出た翌日、TBSラジオで放送された「JUNK おぎやはぎのメガネびいき」で、番組スタート早々に総選挙の話題を切り出した小木博明さんと矢作兼さん。まず、ばっさりと斬られたのは篠田麻里子さんだ。
麻里子さま「スピーチが怖い。みんなひよっちゃう」
「つぶすつもりで来てください。私はいつでも待ってます」と後輩たちを挑発した篠田さんのスピーチは多くのファンの心を掴み、スポニチアネックスの「一番スピーチが心に残った」という緊急アンケートでも1位に輝いている。
しかし、これについて小木さんは「スピーチが怖い。みんなひよっちゃう」とし、スピーチ中の顔も怖かったと振り返る。また、「潰すつもりでこいって言ってもさ、結局ファン投票だから関係ねぇと思うんだけど」とも話し、矢作さんが「どれだけファンにサービスできるかってことでしょ」とフォローしても「媚びるってことでしょ、だから」と言い返した。
前回の総選挙で「努力は必ず報われる」と発言した高橋みなみさんも標的となった。つらいことが多々あった1年を乗り越えて再び発した「努力」のメッセージだったが、これについても小木さんは「すごいんだよ、努力してるアピール」と少し引いている様子。「『努力アピール』されるとやらしい人間に見えてしょうがない」と一蹴した。しかし、最終的には「俺は高みな好きだからさ」とした上で、そういうふうに思う人もいるのではないかと、あくまで一つの見方だとフォローした。
ネットでは「いいぞともっとやれ」「言い過ぎ」の声
ラジオではこのほかにも、AKB48とキャバクラの比較や一票ずつではない不平等さなどに言及。その後、この一連の総選挙『総括』がインターネット上で話題になり、「的確すぎて怖い」「いいぞもっとやれ」「このひねくれ具合いいわ」などと支持する声や、「言い過ぎ」「事務所に抗議メール送った。土下座して謝るまでは絶対に許さない」と賛否両論があがった。
とはいえ、最初から最後まで辛口評価していたのではなく、「周りと違って切ないことを唯一言っていた」とする7位の小嶋陽菜さんや、今回2位だった「次期エース」の渡辺麻友さん、前回から躍進した4位の指原莉乃さんなども評価し、最終的には「楽しかった」と締めくくった。おぎやはぎは一部メンバーとも一緒に仕事をしていることもあり、今回のトーク内容は、毒を織り交ぜながらも「おぎやはぎ」なりの愛情が込もっていた、とみる向きもあるようだ。