夏井川渓谷の無量庵。庭木の下にシイタケ菌を埋め込んだ榾木が2本ある。手に入れたのは10年ほど前。最初の2、3年はシイタケがいっぱいなったが、このごろは秋と春に1、2個出るくらい。要は、放置したままになっている。
5月8日に出かけたら、1個、ホットケーキまではいかないが、それに近い大きさのシイタケが出ていた(=写真)。大型連休後半は雨に見舞われた。それで、子実体が一気に生長したと思われる。昨年秋にも2個ほど姿を見せた。
日曜日(5月6日)は激しい雷雨になった。茨城県などでは竜巻が発生した。いわきの平地にあるわが家の近辺は停電にならずにすんだ。が、翌日の新聞でいわき市内でも落雷・停電があったことを知る。
無量庵では雷雨一過後、ブレーカが落ちて冷蔵庫の氷や冷凍食品が解けたことがある。平地は無事でも、山地は無事ではないかもしれない。で、火曜日にブレーカが落ちていないか確かめに行った。無事だった。そのあと、家の周りを見て回ってシイタケを確認した。
さて、どうするか。同じ60代の友人2人が趣味でシイタケを栽培している。2人もまたシイタケを前に逡巡した。食べてもいいが、と言いながら、食べるのをよしたらしい。キノコはベクレルが高い。去年秋と同様、写真を撮るだけにして帰って来た。
(タカじい)
タカじい
「出身は阿武隈高地、入身はいわき市」と思い定めているジャーナリスト。 ケツメイシの「ドライブ」と焼酎の「田苑」を愛し、江戸時代後期の俳諧研究と地ネギ(三春ネギ)のルーツ調べが趣味の団塊男です。週末には夏井川渓谷で家庭菜園と山菜・キノコ採りを楽しんでいます。
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