俳優の高岡蒼佑さん(30)が2012年3月25日、「ツイッター」を再開し、芸能界に対する不満をぶちまけている。その中で「不倫問題」にも触れている。
これは、元妻で女優の宮崎あおいさん(26)とジャニーズのアイドルグループ「V6」の岡田准一さん(31)に関係するものではないのかとネットで憶測が広がっている。
「何であんな阿呆共を庇わなきゃいけない?」
高岡さんは2011年7月に「TV局の韓国おし無理。 けーPOP、てめーの国でやれ」などと「韓流偏重」を「ツイッター」で指摘し、大規模なフジテレビデモのきっかけを作った。しかし、この「事件」がきっかけとなり所属事務所を移籍、宮崎さんとも離婚した。11年10月には「自分は未熟だった」などと一連の発言を謝罪し、「ツイッター」や「ブログ」は辞めると宣言していた。
高岡さんは、再開したツイッターで、出演した舞台「金閣寺」を必ず成功させるために我慢してきたが、無意味な気まずさを感じさせられ、いつも問題児扱いされるのは自分だった、と記した。そして、本当に社会的に悪なのは誰なのか、としたうえで
「ここまでされて何であんな阿呆共を庇わなきゃいけない?」
と呟いた。なおも激しい芸能界批判は続き、女性の手を引っ張っただけで不倫男と言われ続ける男もいれば
「旦那が海外に行ってる最中に人妻に手を出す不倫男もいる」
と意味深なことをつぶやいた。
そして、自分は悪者になる覚悟があったけれど、その後の対応がお粗末過ぎた。芸能界の汚さと、取り巻きの汚さのど真ん中に置かれた、と告白。
「自分はこのまま終わらすつもりもない。だから戦う」
と結んでいる。
これらのツイートを読むには承認が必要で、限られた人にしか公開していないが、ツイートのコピーがネット中に出回った。
ネットでは、高岡さんは何について怒っているのか、誰をこれまで庇ってきたのか、これから誰と戦おうとしているのか、ということが議論になっている。中でも「人妻に手を出す不倫男」という部分が注目されている。
高岡をこれからも全力で支えると所属事務所
高岡さんと宮崎さんは11年12月28日、連名で離婚届を出したことを報告した。世間的にはテレビ局批判をした夫に愛想を尽かした妻、といった構図で語られ、高岡さんは「自分が妻を大事にしてあげなかったこと」などと話していた。
だが、「週刊文春」の12年1月5日・12日新年特大号は、宮崎さんと「V6」の岡田さんとの不倫疑惑を報道した。
その記事によると、フジテレビ騒動の真っ只中だった昨年8月、高岡さんは舞台出演でニューヨークにいたが、宮崎さんとは電話もメールもほとんど繋がらなかった。何が起こっているのか調べた高岡さんは、妻と岡田さんの関係を突きとめ、11年12月6日の夜に岡田さんと会い謝罪させた、という。記事では、離婚届に判を押したのは、宮崎さんの行動は自分の責任だという悔い、舞台「金閣寺」で「V6」の森田剛と競演するため仕事仲間に迷惑は掛けられないという思いだったという高岡さんの関係者の証言を紹介している。
ネットでは、今回の高岡さんのツイートの内容は、「週刊文春」の記事を踏まえているのではないのか、などと話題になっている。
高岡さんの所属事務所NOW HEREに話を聞いてみたところ、高岡さんから「ツイッター」を再開したいという申し出があり、許可を出したという。書いている内容については、高岡さん個人が自身の判断で発信しているものだが
「どのような反響があったとしても、当事務所としては全力で高岡を支えていくつもりです」
と話している。