今井メロ、6年越しの告白 あのラップは「大人」にやらされていた

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   元女子スノーボード・ハーフパイプ選手の今井メロさん(24)がテレビ番組で驚きの告白をした。メロさんと言えば、五輪壮行会で見せた「メロラップ」が有名だが、あれは自作ではなく、周囲の「大人」に言われてやらされていたというのだ。

   メロさんは2006年のトリノ五輪に日本代表として出場し惨敗。その後、表舞台から姿を消し、現在は二児の母となっている。最近は、自分がプロデュースするファッションブランドを立ち上げるなど、新しい分野の活動に積極的になっていて、12年3月18日には情報番組「サンデージャポン」(TBS系)に出演した。

「ガンガンズンズングイグイ上昇」は自分が考えたものではない

メロさんのブログ。最近は1日に200万ものアクセスがあるという。
メロさんのブログ。最近は1日に200万ものアクセスがあるという。

   タレント、小森純さんにインタビューされ、五輪出場時に過度の緊張で大変だったことなどを激白。バッシングに遭い帰国後は一時引きこもり状態となった。リストカットを繰り返していたといい、現在も残る傷跡が痛々しい。

   メロさんと言えば、トリノ五輪の壮行会で披露した「メロラップ」だ。「1、2、3、4 ガンガンズンズングイグイ上昇」「夢に描いたショータイム デカイ理想は夢じゃない」というオリジナルのラップで、当時大きな話題になった。これについて「自分で作ったものですか?」と聞かれ、「いや、違います」と即答。

   「自分でチョイスした曲ではもちろんないし、作られたもの」「あそこでいきなり(ラップを)やりだしたら頭おかしいでしょ」と語る。「大人に言われたってこと?」と聞かれて「そうです」と答えた。メディア露出を狙う大人の思惑があった、ということなのだろう。

「本人がやってると思い込んでた自分に反省」

   あんなに堂々とやっていたのに、実はやらされていた、という6年越しになる告白はネットでも大きく話題になり、ツイッターには、

「あのラップがやらせで本当に良かった!笑」
「ちょっとボードが上手いだけの子が、覚悟もないまま大人に蹂躙されたって感じか」
「本人がやってると思い込んでた自分に反省」

といった呟きが寄せられていた。

   メロさんは2012年2月、数年ぶりにスノーボードでハーフパイプを滑った。スタジオでは、「アスリートとしては子供がいるので難しいかも知れないけど、指導員として頑張っていきたいです」と語っていた。

   3月18日昼過ぎに更新されたブログでは、番組で励ましの言葉をくれたミッツ・マングローブさんとのツーショット写真を掲載。「撮影を終えて私が思った事は、1人ぢゃないんだって事!応援してくれている人がいるという事!家族の支えがあるから今の自分がいるという事!今の恵まれている自分を当たり前と思わず感謝して生きていきます」と書いている。

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