「商品として一番面白みのある辛さ」に
ここまで話題になっている「激辛ペヤング」、いったいどれほど辛いのだろうか。記者が食べてみたところ、最初は「辛いけど意外とイケそう」と思ったが、後から後から辛さが押し寄せ、舌だけでなく唇の周りまでビリビリとした痛さを感じた。一口食べるごとに水をたくさん飲みながら30分かけて完食したが、食後も口周りの痛みと鼻水が止まらなかった。
ペヤングを製造・販売しているまるか食品(群馬・伊勢崎市)に話を聞いたところ、とにかく辛いものが好きで、「激辛食品」が発売されたら試してみるような層を対象に開発した。しかしあまりに辛すぎては食べられないので、量販店と相談し、試食を重ねて、辛さと味を同時に追求した「商品として一番面白みのある辛さ」に仕上げた。今のところ、実際に食べた人からは「何でこんなに辛いんだ」「もっと辛さを弱くしたほうがいい」という意見が寄せられているという。