米連邦捜査局(FBI)は現地時間2012年2月9日、米アップルの創業者で2011年10月に亡くなったスティーブ・ジョブズ氏に関する調査記録を公開した。
記録は191ページに及び、日付は1991年2月15日となっている。当時のジョージ・ブッシュ大統領がジョブズ氏を政府委員会の委員に指名することを前提に、身元を調査したものだ。ジョブズ氏本人や家族、友人などへ聞き取りを実施し、この中でジョブズ氏自身、学生時代に薬物を使用していたことがあると認めていた。また友人からの指摘として「自分の目的を果たすために真実をねじまげる傾向があり、信頼できない人物」との証言内容も書かれているという。
今回の調査記録の公開は、米メディアが情報公開法に基づいて開示請求を行ったことで実現した。