NHK「平清盛」の視聴率伸ばすには 「エロ化」推進?色気封印?

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   NHK大河ドラマ「平清盛」の視聴率を上げるため、過激な「濡れ場シーン」をもっと登場させるのでは、などといった見方が流れている。一方で、第1回放送で割に際どいシーンを採用したものの、視聴率に結びつかなかったためこうした路線は封印する、という報道も出ている。いったいどちらが本当なのか。

   「平清盛」は第1回放送の視聴率が17.3%という大河ドラマ歴代ワースト3となった。以降も上昇の気配はなく、ビデオリサーチ調べによると2012年1月29日放送の第4話は 関東地区では17・5%、関西地区では15・7%だった。

際どいシーンをいくつも予定?

   週刊誌「週刊実話」(12年2月2日号)によれば、第1回放送後にNHK上層部がドラマ制作担当管理者に対して異例の通達をしたのだという。この話がどこまで本当かは定かではないが、「大幅な脚本の手直し」で、「お得意のエロ化路線を採用した」のだとするNHK職員のコメントなるものが掲載されている。

   鳥羽上皇を巡る得子と璋子の女の闘いのほか、平清盛が初体験するシーン、常盤御前を愛人にする展開など際どいものがいくつも用意されている、というのだ。

   しかし、「日刊ゲンダイ」(12年1月21日付け)には真逆のことが書かれている。NHKは情報番組「あさイチ」やドラマ「カレ、夫、男友達」を代表に「エロ化路線」を進めてきたものの、視聴率が伸びなかっただけでなく、NHKのイメージをダウンさせた。「平清盛」第1回でも、白河法皇のセクハラシーンなどを盛り込んだものの視聴率が取れなかったため「エロ路線が打ち止めに」なり、これからはNHKらしさの徹底や原点回帰を進めることになる、というのだ。

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