米調査会社「IHSアイサプライ」は現地時間2011年11月30日、2011年第3四半期における世界のパソコン出荷台数のメーカー別ランキングを発表した。首位は、前期に引き続いて米ヒューレットパッカード(HP)だったが、中国レノボが米デルを抜いて2位につけた。レノボの出荷台数は1251万8000台で、前期比14.5%増となった。また5位には、前期比36%増を記録した台湾アスースが入った。
レノボは年間成長率も24.8%と高く、HPやデルを圧倒している。
世界市場でのパソコン出荷台数は9040万台で、前期の8560万台から増加した。前年同期比では2.6%と微増にとどまり、IHSアイサプライの事前予測を下回った。