「一度はお断りされましたが、ぜひ実現させたい」
「VOBO」編集部に尋ねたところ、「田原総一朗のヌードグラビア」は現在ウェブ上で発表している「VOBO」を、近く紙の雑誌として刊行するにあたっての企画だという。
「アイドルがAV女優になるような時代、単なるセクシーなグラビアを出しても読者は食傷気味なんじゃないか。そもそも今のメディアは過去のデータから、読者の『需要』を分析して出された企画ばかり。そのアンチテーゼとして、『まったく需要のないもの』『誰が読みたがるかわからないもの』を出したいと思ったんです」
田原氏を選んだ理由は、「田原さんという存在は、もはや一つの『イコン(崇敬の対象)』。その田原さんがヌードになれば、表現としての強度を持ちうる」という考えからだ。なお編集部では「ヘアヌード」を希望しているが、そこにこだわるつもりはないという。
しかし「VOBO」編集部でも、田原氏がツイッターで今回のオファーを公表するとは思いもよらなかったそうだ。もっともつぶやきを見て、「田原さんもまんざらではなさそう」と感じたといい、「一度はお断りされましたが、ぜひ実現させたい」となお熱意を燃やしていた。