読売新聞が2011年9月14日付朝刊で報じた全国世論調査(9月3~4日実施)によると、憲法を「改正する方がよい」と答えた人は43%、「改正しない方がよい」は39%だった。10年3月調査では、賛成派が反対派を1ポイント上回っていただけだったが、今回調査では差が4ポイントにわずかながら広がった。
戦争放棄を定めた憲法9条第1項を「改正する必要」については、「ある」16%、「ない」77%だった。また、戦力を持たないことを定めた9条第2項については、「ある」35%、「ない」55%となっている。
調査は面接方式。有権者3000人が対象で「有効回収数」は1673人だった。