ユニクロ、始業時間は7時から 夕方からは「英語の勉強」

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冬は朝起きるのが厳しいが…

   ファーストリテイリングでは、終業時間が16時に早まることで、就業後のスキルアップを期待している。「社員一人ひとりの成長なしに会社の成長はありません。さまざまな知識をインプットして蓄積してもらう時間に充ててほしいと思います」という。

   なかでも英語は、2012年3月から社内公用語として使うことを決めている。2年間の移行期間のあいだに、社員は英語でコミュニケーションがとれるようになることが課せられており、その勉強時間に使える。同社はすでに、就業時間外に英語をインターネットで学び、一定の成績を上げれば授業料を全額補助する制度も用意。社員の英語力アップを後押ししている。

   「多くの会社は、午前中に重要な仕事を片付ける傾向にあります。電話のやりとりが少ない、朝の静かなうちに仕事をすれば効率が上がるかもしれない」(前出の荻野編集長)との「効用」も見込める。

   とはいえ、夏は早起きもできるが、冬は朝が遅いので起きるのも厳しくなる。7時始業が狙い通りに運ぶかどうか、気になるところだ。

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