韓流スターの「グンちゃん」こと、チャン・グンソクさんの人気は本物?―――それを調べようというアンケートがテレビ番組で行われた。きっかけは、「グンちゃんの人気は演出されたもの」という噂。2011年6月に来日した際には、空港に800人のファンが出迎えたが、その人達は「サクラだった」などという噂もでていた。
韓流ドラマ「美男ですね」が日本で放送され大ブレイク。11年4月に発売したシングルCDは初日だけで5万7000枚が売れ、6月に出した写真集は予約だけで5万冊。テレビCMや雑誌の表紙を飾るなど、現在の韓流タレントの中では最も露出の高い存在になっている。
空港での「サクラ動員疑惑」があった
「チャン・グンソクは好きですか?」――そう呼び掛けたのは東京MXの人気情報番組「5時に夢中!」(11年8月18日放送)。きっかけは、11年8月19日付けの「東京スポーツ」が、グンちゃんの「サクラ動員疑惑」を報じたこと。
東スポによると、11年6月27日に来日の際には、羽田空港に800人のファンが押し寄せたことになってはいるが、実は集まった人達はサクラで、謝礼として2000円と軽食、お土産付きだったというのだ。これが事実かどうか「徹底追跡」した。
記事では、ファン達はサクラ騒動は知っているが、自分の周りでサクラをしたファンはいない、などして、今回のサクラ疑惑は、韓流フィーバーを邪魔しようという勢力による、グンちゃん潰しを狙ったデマだろう、と結論付けた。そして
「グンちゃんフィーバーはどうやら本物」
とした。
「5時に夢中!」ではこの記事を元に、インターネットとFAXを使った「生投票」を行った。アンケートはグンちゃんが「好き」「嫌い」「興味がない」の3択。司会の逸見太郎さんが、番組コメンテーターで作家の岩井志麻子さんにグンちゃんは好きか、と聞いた。岩井さんは、カッコイイし、可愛いしとは思うが、
「自分はイ・ジュンギ様のほうがいい。異性の好みやタイプは理屈ではない、としみじみ思う」
などと答えた。