8月15日の終戦記念日が近づくにつれて、例年のように問題となるのが韓国からのサイバー攻撃だ。官公庁や2ちゃんねるがターゲットになることが多いが、今度はテレビ局もターゲットとして名指しされている。何があったのか。
8月15日の13時に攻撃するように求めている
日本のサイトの攻撃を計画しているのは、大手ポータルサイトの中に立ち上がった「ネットテロ対応連合」と呼ばれるコーナー。韓国に敵対的な意見も多い2ちゃんねるが攻撃の対象になっているのは例年通りだが、様子が違うのが、日本のTBSも、その対象になっている点だ。
呼びかけサイトでは、TBSのサイトのIPアドレスを指定した上で、8月15日の13時に攻撃するように求めている。TBSと言えば、2ちゃんねる上では「韓国寄りで反日的」などと批判されることも多いが、今度は韓国側からターゲットにされた形だ。
この背景にあるのが、7月3日に放送されたバラエティー番組「美女アスリート総出演 炎の体育会TV2011」。番組は「男性芸人が本気で勝ちに行く!」との触れ込みで、男性芸人が女性選手と10競技で戦うというもの。「シュートボクシング」の部では、オードリーの春日俊彰さん(32)ら3人の芸人が、韓国のイム・スジョン選手(25)と対戦。なお、イム選手は「格闘界のキム・ヨナ」との異名も持つという。