会津の殿様「保科正之」を大河ドラマに! 7年間で署名45万人

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すでに再来年は会津の新島八重

   「つくる会」事務局によれば、

「正之は1657年に江戸の大半を焼いた『明暦の大火(振袖火事)』の際、幕府首脳として街の復興に手腕を発揮しました。東日本大震災後のこの苦しい世相に、正之の生涯はよく合うのでは」

という。

   正之の墓所がある猪苗代町で顕彰活動を行う「猪苗代の偉人を考える会」副会長の小桧山六郎さんは、

「正之は常に庶民目線で物を考え、先手先手を打った政策で、江戸幕府300年の礎を築いた。豊かな会津藩を作り上げた名君として、今でも地元には慕う人が多い。ぜひ今の政治家たちにも、正之の姿を見習ってほしい」

と話す。

   NHKは2011年6月、被災地応援の意味も込め、2013年の「大河」主人公を会津出身の新島八重(同志社の創立者新島襄の妻)に決定している。地元では、その会津の「藩祖」である正之にも同様の期待がかかるわけだが、立て続けに会津というのが可能かどうか。

   NHKには正之を含め、「人物でいうと30名くらい」の大河ドラマ化要望が寄せられているといい、競争率は高い。今回の「つくる会」からの要望についても、「企画の一つとして、今後検討させていただきます」とのことだった。

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