英検1級に小学生24人が合格、最年少はなんと9歳

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   日本英語検定協会が実施している実用英語技能検定(英検)を受験する小学生が増えている。2001年度の小学生の受験者数は約10万人だったが、10年度には約18万人に達した。

   全体の受験者数が約297万人から約230万人と減っていることもあり、小学生の占める割合は3.41%から7.85%と2倍以上に。背景には、11年春からの小学5・6年生の英語必修化で英語が身近になりつつあることや、帰国子女の受験が増えていることなどがあると見られ、上級レベルの合格者も目立っている。

合格率は大人と変わらず

   10年度の小学生の合格率は、中学初級レベルとされる5級が85%、中学中級レベルの4級が62%、中学卒業レベルの3級でも56%。

   全体の受験者の合格率はそれぞれ83%、71%、53%なので、決して大人に見劣りしない数字だ。

   さらに、小学生の中には大学レベルに挑戦する受験者もいる。10年度は準1級が1738人、最難関の1級が188人。毎年、受験者の10%ほどしか合格しない1級だが、10年度には小学生188人中24人が合格した。最年少は9歳だ。

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