地震保険金の支払い1兆円を突破

   地震保険の保険金支払いが、東日本大震災後の約3か月で1兆円を突破した。日本損害保険協会が2011年6月21日現在でまとめ、発表した。総額は1兆5億9619万円。支払い金額がこれまで最も多かった1995年の阪神・淡路大震災（783億円）の約13倍にのぼる。

   保険金の支払い金額のうち、宮城県や岩手県、福島県など東北6県の合計は6683億902万円。支払い件数は29万8069件だった。

   損害保険各社は契約件数のうち9割強の支払いを終えている。