「勝手に送別会撮影」ホリエモン怒る TBS関係者は反論「手続き踏んだ」

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   堀江貴文・元ライブドア社長が、TBS記者が勝手に収監前の送別会に来てビデオ撮影したと、ツイッターで怒りを露わにしている。これに対し、事情を知るTBS関係者は、反省点はあるが正当な手続きは踏んだと反論している。

   ネット上で人気のホリエモンこと堀江貴文元社長については、近く収監されるのを前に、連日のように関係者による送別会が開かれているようだ。

「何ビデオ回してるんだ!」

ツイッターで激怒
ツイッターで激怒

   TBS記者と一悶着があったのは、東京都内で2011年5月15日夜に開かれた送別会だ。堀江氏は、この記者を招待していなかったといい、ツイッターでいきなり、不快感をぶちまけた。

   記者の実名を挙げたうえで、「仲間たちとの送迎会に勝手にきて、DVカメラ回してたなう」とつぶやいたのだ。堀江氏は、送別会で「失礼なやつ」と問い詰めたものの、この記者は平然としていたとして、「やっぱり社会部と報道部は腐ってますね」とTBSを痛罵した。

   その後も発言を止めず、記者は、マスコミNGの会にもかかわらず、友だちのような素振りで入ってきたと指摘した。そして、うれしかった会なのに最悪の気分になったと吐き捨てている。

   これに対し、当日の様子をよく知るTBS関係者の話は、堀江氏の見方とは食い違っていた。

   それによると、記者の隠し撮りなどはまったくなく、正当な手続きでビデオを撮ったというのだ。

   この記者は、堀江氏とは2度会って飲んだこともあり、送別会には、ある人に誘われて行った。受付では、TBS記者としての名刺を渡し、ビデオカメラを持って入ることを明言。会場内では、堂々とビデオを回し、途中で堀江氏のマネージャーに聞かれ、経緯を説明して了承を得たという。

   最後に記者は、堀江氏に放送の了承をもらい、送別会や実刑判決への感想も聞こうとした。ところが、いきなり堀江氏が、「何ビデオ回してるんだ!」と怒り出した。

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